100均セリアの商品撮影に使えるインスタ映え撮影小物をご紹介!

100均セリアの商品撮影に使えるインスタ映え撮影小物をご紹介!

 このページでは、100均Seria(セリア)で購入できて、商品撮影に使える撮影小物をご紹介します。
プチプラでも、十分使える撮影小物を厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。
また、実際に撮影した写真を載せながら、インスタ映えする撮影のコツを分かりやすく解説しました。
ぜひ最後までご覧ください。




こんな方に向いている記事です。

→おしゃれな写真が撮れる撮影小物が知りたい。
→撮影小物にお金をかけたくない!
→安っぽく見えない撮影方法が知りたい。
→Seria(セリア)や100均が大好き!




100均セリアで買える撮影のお役立ちアイテム2選

100均セリアで購入できる撮影小物 ねり消しゴム フィギア用固定シール
(左)ねり消しゴム、(右)フィギア用固定シール

撮影のお役立ちアイテム① ねり消しゴム or 練りゴム

100鈞セリア撮影小物 ねり消しの使い方

商品を立体的に固定するために有用なのが、“ねり消しゴム”です。
画材屋さんで購入しようとすると、結構いいお値段がしてしまうので、100均のセリアで購入できるのはうれしいですね。
ただ、セリアのねり消しゴムは、香り付きのものが多く、商品への香り移りが気になる場合は、クラフト素材の練りゴムがおすすめです。

上の写真は、雑誌の付録についてきたポーチを撮影しました。
ねり消しがないと、上部が底部より下に寝てしまい、間俯瞰で撮影してもポーチの形に歪みが出てしまいます。
ねり消しで少し立たせることで、ポーチに対してカメラを垂直に構えることが容易になり、歪みのない、ポーチ本来の形を撮影することが出来ました。

撮影のお役立ちアイテム② フィギア用固定シール

100均セリア撮影小物 フィギア用固定シール 使い方

こちらも、撮影時に商品や小物を好きな位置で止める際に使います。
ねり消しゴムの様に立体的に立たせたり、重ねたりする場合とは異なり、商品や撮影小物を魅力的な位置で固定するために使います。

例えば、上の写真の様に撮影小物としてリボンを使用する際、商品を魅力的にみせるリボンのらせんの大きさや、たわみ具合がありますよね。
でも、リボンのコシや重力によって、思った通りの位置で静止してくれることはありません。
それを強制的に、キープしてくれるのが、フィギア用固定シールです。

この商品を知るまでは、両面テープを小さく切って丸めて使用していたのですが、粘着剤が商品に移ってしまうことがあり課題でした。
こちらのフィギア用固定シールは、粘着剤が移ることもなく、透明で目立たないのでとても使い勝手が良いです。
ぜひ試してみてください。

100均セリアで買えるインスタ映え撮影小物4選

使える撮影小物① フォトジェニックシート

100均セリア フォトジェニックシート


おなじみのフォトジェニックシートです。
ダイソーやキャンドゥでも類似商品の取り扱いがありますが、hokoはだんぜんセリア押しです。
まず、デザインがシンプルでギラギラしていないのが良いです。
ナチュラルで洗練されていて、使えるシートが多いので、ぜひおすすめです。

ただ、全てのデザインが使えるわけではないので、注意が必要です。
上の写真にhokoが使用して、使いやすいと感じたシートに赤丸をつけました。

特によく使うのは、A‐木とC-石膏です。
D-木は一見すると派手な色で、なかなか勇気が出ないかもしれませんが、白や黄色の主題を鮮やかに引き立たせてくれます。
被写体によっても印象が変わるので、ぜひいろいろなシートを試してお気に入りを見つけてみてください。

個人的な主観になってしまうかもしれませんが、額縁ののったシートは、額縁の立体感を出すのが難しく、のっぺりと不自然な画になってしまうので、おすすめしません。
よっぽど、商品に立体感があり、額縁部分が大きくボケるなら印象を変えることが出来るかもしれませんが、hokoは断念しました。
平面の額縁を立体的に撮影できる手腕があれば、カメラマンになればよいのです。

使える撮影小物② アンティーク調の額やガラス瓶

100均セリア ガラスボトルスクエア アラベスクフォトフレームラウンド
(左)ガラスボトルスクエア、(右)アラベスクフォトフレームラウンド

額縁は、フォトジェニックシートにお任せせず、同じ100均内で購入してしまいましょう。
ナチュラルなデザインから、アンティークなデザインまで豊富にそろっています。
多少小さな額が多いですが、アクセサリーくらいの小物を撮影するにはちょうど良い大きさです。

ガラス瓶も、様々な形サイズがそろっています。
撮影する商品の雰囲気や大きさに合わせて選んでみてください。

使える撮影小物③ 造花やドライフラワー

100均セリア デコレーションパーツ果実 ドライユーカリミックスバンドル
(上)フェイクグリーンリースタイプ
(左)デコレーションパーツ果実、(右)ドライユーカリミックスバンドル

基本のフェイクグリーンに加え、季節感のあるドライフラワーをそろえれば、一気に画が華やかになります。
セリアは、特におしゃれなドライフラワーの種類が豊富で、行くたびに新しい商品が出ているので、定期的にチェックしてみてもよいと思います。

使える撮影小物④ LEDケーブルライト

100均セリア撮影小物 LEDケーブルライト
LEDケーブルライト
LEDケーブルライト、100均で買えます。

こちらのライトは、オレンジ系の色味が付いているので、注意して使う必要があります。
商品にライトの色味が被らないよう、商品の後景に少し離して配置するのがおすすめです。

また、ピントをしっかり合わせて撮影してしまうと、半透明のケーブルが悪目立ちするので注意が必要です。
後にご説明する商品撮影のコツ④でも触れますが、しっかりぼかして、ライトの明かりがぼんやり浮くように撮影できると雰囲気の良い写真になります。

材料やラッピング素材、家の中の雑貨も活用

材料やラッピング紗材を流用、家の中にある撮影小物 リボン、お皿

家の中の雑貨を活用 お皿

お皿はあえて買わなくても、最初のうちは家にあるもので大丈夫です。
家に適当なお皿がない場合は、もちろん100均のセリアやダイソーで購入しても大丈夫です。
主題が栄えるように白や、主題と補色の関係にある色のお皿を使うと良いでしょう。

今回は、ゴールド系のアクセサリーを主題とするので、黄色と補色の関係にある青色に近いお皿も用意しました。

材料やラッピング素材を活用 リボン

材料やラッピング素材にリボンを使っていらっしゃる作家さんも多いのではないでしょうか。
それらのリボンを使った包装途中や制作途中のイメージ写真などは、インスタでも大変人気があります。

アクセントとしても優秀なリボン、材料やラッピングで使っていなくても大丈夫です。
100均セリアでも3m単位で様々な種類のリボンが購入できます。

おすすめは、手軽に高級感を出せるグログランリボンですが、やわらかい雰囲気を出すにはオーガンジーリボン、ナチュラルな雰囲気を出すにはレースリボンなどのように使い分けをすると、よりブランドの世界観を演出できます。

インスタ映えする商品撮影5つのコツ

それでは、実際に撮影した写真を見ながら、撮影小物の配置方法や構図、撮影のコツなどを解説していきたいと思います。
今回、撮影に使用したのは、雑誌の付録についてきたポーチ、3COINSで購入したイヤリング、100均セリアで購入したピアスです。

撮影のおすすめ時間帯や環境作りについては、以前投稿した記事にまとまっているので、下記にURLを貼ります。

また、商品撮影におすすめなカメラの設定についても以前の記事にまとまっているので、URLを貼らせていただきます。
カメラに関しては、一眼レフカメラでなくても、携帯カメラで撮影可能なので、いろいろな方にチャレンジしてもらいたいと思います。

商品撮影のコツ① 自然光で立体的に撮影

撮影には、自然光がおすすめです。
フラッシュなどの機材を用いた撮影より扱いが容易で、室内撮影ではレースカーテンなどで明度の調整も可能です。

撮影の前準備でも触れましたが、直射光をガンガン当てての撮影はお勧めしません。
直射光の当たらない影のスペースで撮影したり、レースカーテンで透過光を作ったりして、光量の調節を行いましょう。


被写体に対して、どの方向から光を当てるかは、大変重要です。

撮影のコツ 自然光の向き

撮影のコツ 順光 測光 逆光

hokoも撮影を始めたばかりの時は、単純に明るい写真がよいと思っていたので、左上のような順光で撮影し、のっぺりとして陰影のない、まるでインスタ映えしない写真を量産しました。

ハンドメイド作品には、真ん中の測光がおすすめです。
適度に陰影があり、作品の質感を魅力的に表現することができるからです。
特に、布小物や編み物などは自然でやわらかい陰影が、手作りの暖かみを演出してくれます。

逆光も大変魅力的な光ですが、商品撮影というよりは、イメージ写真や制作過程の撮影に向いている印象です。
他光より、陰影が強く印象的な写真の撮影が可能ですが、商品の正面に影ができ、特徴を正しく伝えることが難しくなってしまいます。

逆光撮影の際は、編集ソフトなどで露光量を上げ、コントラストを下げて、やわらかく幻想的なイメージを演出したり、逆にコントラストを上げてローキーでかっこいいイメージを演出したりして、商品撮影で表現しきれなかった作品の世界観を伝えるようにすると良いでしょう。

商品撮影のコツ② 主題と副題を意識する


撮影のコツ 主題と副題 3COINSイヤリング セリアフェイクグリーン

左上の写真の様に、主題以外のアクセサリーを複数置いてしまうと、どれが主題なのか分からなくなってしまいます。
この写真の場合、さらに悪いことに、主題と副題のアクセサリーの色がゴールドで同じなので、主題が目立ちません。
イメージ写真ならまだよいのですが、商品撮影でごちゃついた印象はマイナスです。

主題と副題は素材を変えたり、色味をかえたりすることで、主題を引き立たせることができます。
右下の写真では、副題としてオリーブとベージュのグログランリボンを用いました。
グログランリボンの上品な光沢が、3COINSで半額に値下げされていたイヤリングに高級感を与えてくれます。

商品撮影のコツ③ 3色以内に抑える

撮影のコツ③ 3色以内 3CINSイヤリング ガラスボトルスクエア ドライユーカリミックスバンドル

構図説明 3CINSイヤリング ガラスボトルスクエア ドライユーカリミックスバンドル

画面内の色を3色以内に抑えると洗練されたイメージを作りやすいです。
厳密に3色のカウントをしてしまうと、守るのが難しくなってしまうので、同系色のグラデーションは1色と数えてしまって大丈夫です。

上の写真では、フェイクグリーンとグログランリボンの色味を同じ緑系でまとめ、主題の黄色系ゴールドが映えるように、明度が暗めの茶色系フォトジェニックシートを用いました。
画の中の色数が抑えられ、副題の色味が邪魔をしないので、主題を引き立たせることができました。

商品撮影のコツ④ 撮影小物はぼかす

セリアピアス セリアフェイクグリーン セリアLEDケーブルライト セリアガラスボトルスクエア


特にフェイクグリーンなどの造花にきちんとピントを合わせてしまうと、造りの甘さが悪目立ちし、安っぽい印象になってしまいます。
同様に、LEDケーブルライトも、ピントが合わないように配置しましょう。
こちらは、半透明なケーブルが目立ってしまい、せっかくのキラキラとした幻想的な雰囲気が台無しになってしまいます。

少し造りに雑さを感じるような小物は、主題の後景や前景に配置し、カメラからの距離を主題とづらすことによって、ボケを効果的に利用しましょう。


上の写真では、近くで見ると造りの甘いフェイクグリーンを、後景と前景に配置しました。
後景には、LEDケーブルライトを入れたガラスボトルスクエアも配置し、きらきらと幻想的な雰囲気を演出しました。

LEDケーブルライトを使う際は、少し部屋を暗めにし、カメラのISO値をあげて明るめに撮影すると、ライトのキラキラがきれいに表現できます。
明るすぎる部屋だと、ライトが付いている様子が分からないので、変化のない画になってしまいます。

商品撮影のコツ⑤ 統一感を意識する

100均セリアピアス 3COINSイヤリング セリアガラスボトルスクエア セリアドライユーカリミックスバンドル アラベスクフォトフレームラウンド セリアフォトジェニックシート

左上の写真は、被写体の配置に統一感がなく、余白が中途半端に空いてしまい、収まりの悪い構図となっています。

右下の写真では、下の図のように、余白の大きさ、小物の高さ、小物の向きを合わせることによって、画全体に統一感が出るように配置しました。


ただばらばらに置くだけでは、印象の良い写真にはなりません。
余白の間隔を統一させたり、小物同士の向きや高さに統一感を持たせることで、バランスの良い配置を意識しましょう。


統一感を意識した構図を、もう一つご紹介します。


こちらの写真では、主題も副題も形を合わせ、統一感が感じられるように配置しました。
下の図のように、ピアス、ドライフラワー、皿の形を丸で統一しています。


丸みのあるラインが、色味を抑え落ち着いた雰囲気とマッチし、女性的な包容感を感じさせる写真となりました。

丸、三角、四角など、主題と副題の形をそろえるだけでも、統一感を出すことができます。
形をそろえた上で、大きさに違いを見せるなどの工夫をすると、統一感をもたせつつ動きを作ることも可能です。


最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
ぜひみなさまの商品撮影のお役に立てましたら幸いです。



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