ハンドメイド作家さんのための プチプラで 商品撮影におすすめな小物をご紹介 100均Seria(セリア)＆３COINS

 このページでは、ハンドメイド作家さん向けに、Seria(セリア)・３COINSで購入できる、撮影小物をご紹介します。プチプラでも、商品撮影に十分使える小物を厳選しました。

また、撮影に必要な環境づくりや、適した時間帯等についてもお話しさせていただきます。

実際に撮影した写真はこちら

撮影に使用したカメラや、設定方法についてはこちら

こんな方に向いている記事です。

→おしゃれな写真が撮れる撮影小物が知りたい。

→撮影小物にお金をかけたくない！

→一眼レフで撮っても安っぽく見えない小物や方法が知りたい。

→Seria(セリア)や３COINSが好き！

　目次　

撮影の前準備

　撮影環境を整えましょう

　季節別 撮影おすすめ時間

おすすめ撮影小物と商品の準備方法

　100円ショップSeria(セリア)で購入できるもの

　３COINSで購入できるもの

　家にあるものや自分で作れるもの

　撮影の前準備　

　撮影環境を整えましょう

ハンドメイド作品を魅力的に撮影するには、蛍光灯の光より、自然光を用いた方が効果的なことは、皆さんもよくご存じのことと思います。

作風にもよりますが、ハンドメイド作品とやわらかい自然光は、とても相性が良いです。

しかし、良く晴れた日に、直射日光をガンガン当てて撮影することは、お勧めしません。

大切な作品を傷めてしまうばかりでなく、影やコントラストがきつくなりすぎてしまい、雰囲気のある画にならないためです。

私が実際、撮影に使用している部屋には、南向きに大きな窓と、西向きに小さなすりガラスの窓があります。どちらの窓にも中程度に薄いレースのカーテンがひかれていて、自然光の光量を調節することができます。

とても日当たりの良い部屋で、雨の日でも撮影が可能です。

　季節別 撮影おすすめ時間

※このおすすめ時間は“晴れた日で、南・西に窓がある部屋の場合”です。

東に窓のある部屋の場合は、午前中の撮影時間がのびるでしょうし、南にしか窓がない場合や天気の悪い日には、撮影時間が短くなります。

4月～9月　　8時半～15時半　(ゴールデンタイム11時～15時)

8時半より前や15時半より後に撮影することも可能ですが、「シャッタースピード」が落ちて撮影し辛かったり、編集工程が増えてしまったりするので、あまりお勧めしません。

夕方に近づくほど、画の黄色味や赤味が強くなってしまうので、無理をしないで日を改めるのが良いでしょう。

10月～3月　　9時～15時　(ゴールデンタイム11時～14時半)

春夏期同様おすすめの時間帯の前後でも撮影は可能ですが、部屋の光量が落ちるにつれ、撮影や編集が困難になっていきます。

　おすすめ撮影小物と商品の準備方法　

高価な小物でなくても、ポイントを押さえて準備や撮影を行えば、魅力的な商品写真の撮影が可能です。

今回は、100円ショップSeria(セリア)や３COINSで購入できるものを中心に、自分で手軽に自作できるドライフラーなどについてもご紹介させていただきます。

100円ショップSeria(セリア)で購入できるもの

①　パンパスグラスミモノミニブーケ＆パンパスグラスミモザミニブーケ

ミモノとミモザ、ダジャレではありませんよ。

このドライフラワーの外にも、大きさ違いでいくつか商品がありました。

作風や作品に合ったものを、売り場でお選びいただくのが良いと思います。

　準備　　束ねてあるリボンを外し、バラバラにします。

②　グリーン

造花コーナーでぐるぐる巻きなって、陳列されていました。

とても良くできた造花ですが、撮影時は商品の手前や奥に置き、ピントを合わせないように注意しましょう。一眼レフでくっきり撮影してしまうと、どうしても作り物感を隠せません。

　準備　　短く切っても使いやすいです。

③　フォトジェニックシート B4サイズ 4枚入 (表裏2柄、全8柄)

裏表で柄の違うシートが4枚入っているので、一セットに8柄入っています。セットは4種類展開なので、全てそろえると32柄になります。

別の記事でご紹介したサンプル撮影で使用したのは、赤い丸で囲った、Aセットの「木」、Cセットの「石膏」、Dセットの「タイル」です。

作風にもよりますが、青い丸で囲ったCセットの「英字」と「木」、Dセットの「英字」と「木」(ダークカラー、ブルー両方とも)などもおすすめです。

柄によっては、反射してしまって撮影しずらいものもあるので、注意しましょう。

また、単なる私の力不足なだけかもしれませんが、額縁柄は額の立体感を出すことができず、使いこなせませんでした。スマホカメラでの撮影には良いのかもしれません。

私は、セリアのヲタ活コーナーで購入しましたが、下記のリンクでも取り扱いがあるようです↓

フォトジェニックシート B4サイズ 4枚入 (表裏2柄、全8柄)

※ただ、希望のセットが選べなかったり、口コミによると、何度注文しても同じセットのシートが届いたりするそうなので、注意が必要です。どれでもいいから、とりあえず使ってみたい方向け、となります。

④　おまけ　ピアス (商品として撮影に使用)

別の記事でご紹介したサンプル撮影の際に、商品としてモデルになってもらったのがこちらのピアスです。

ご興味のある方は、実際に撮影した写真もご覧いただけますと、よりイメージもわきやすいと思います。

実際に撮影した写真はこちら

　準備　　商品を傷めないように、ジュエリークロスで磨きあげます。写真に写った時の輝きが結構違います。

3COINSで購入できるもの

①　ハンドミラー

枠が少し立っていて、アンティークな可愛さがあります。

アップして、かっちりとピントを合わせてしまうと、鏡と枠の浮きがめだってしまうので、あくまで背景として、ぼかして使用するのが良いと思います。

　準備　　鏡部分を、良く磨きます。購入した時から、細かな汚れがついていることがあるので、取れにくい場合は、湿らせたテッシュなどでふき取るとよいでしょう。

②　Sプレート

縁にこげ茶色のラインがあり、アクセントになります。アルファベット構図等を作りやすく、簡単におしゃれな印象の写真を演出できます。

　準備　　くどいようですが、よく磨いてあげましょう。

③　おまけ　半額に値下げされていたイヤリング(商品として撮影に使用)

たくさん売れ残っていて、気の毒に思ったので、購入しました。

サンプル写真の商品として、モデルになってもらいました。

実際に撮影した写真はこちら

　準備　　ジュエリークロスで磨きあげます。

④　おまけ　イヤリング(商品として撮影に使用)

サンプル写真の商品として、モデルになってもらいました。

実際に撮影した写真はこちら

　準備　　こちらも磨いてあげましょう。

家にあるものや自分で作れるもの

ドライフラワー

花壇で育てた季節の花は、殺虫スプレーをかけ、吊るして乾燥させるだけで、ドライフラワーになります。

出品する季節に合わせ、春はバラ、夏はラベンダーのように使い分けると、SNSのフィードも華やかになります。

最近のおすすめは、ニゲラ、ラベンダー等でしょうか。

比較的育てやすくて、見栄えが良いです。

今年、ワレモコウに挑戦したのですが、夏の暑さで枯らしてしまいました。

育てやすさは、お住いの地域によるかとは思いますが、お庭で育てた草花を少し切って吊るしてみると、思った以上に素敵な小物になるかもしれません。

ただ、特別な処理をしてないので、すぐに色あせてしまったり、何度も撮影していると形が崩れてしまったりします。こまめに新しいものと入れ替えて使用することをおすすめします。

白やアイボリーの布

白い背景は基本なので、迷ったら背景や敷物として、白やアイボリーの布を使用するのがおすすめです。

選び方のポイントは二つです。

①しわになりにくいもの…毎回撮影のたびにアイロンをかけるのは手間です。

②適度にあつみのあるもの…下の机や床が透けてしまうと残念な印象になります。

私は、趣味の手芸で余った帆布(はんぷ)やレースのカーテンを使用することが多かったです。

レースのカーテンは下の台が透けてしまうので、白いシーツを折りたたんで敷き、その上にカーテンをかぶせたりしました。

アクセサリーなど、小さな作品の撮影の場合は、ボードに白やアイボリーの布を貼り付けて、撮影台を作成する方法もおすすめです。

しわになることはありませんし、立てて収納することができ、持ち運びにも便利です。

いかがでしたでしょうか？

しっかりした背景シートや撮影ブースがあるに越したことはありませんが、私の場合、始めたばかりや売り上げに伸び悩んでいるときなど、撮影小物にまでお金をかける余裕はありませんでした。

売り上げ目標を決めて達成出来たら、この背景シートを買おう！という気持ちを励みに、作製を続けました。

そのうち、カメラの撮り方が上達したのか、使っている小物の撮り方に慣れたのか、高価な小物は必要ないと感じるようになりました。

少しでも、皆様のお役に立てる情報を発信できていたら幸せです。

商品撮影の方法にもっとご興味がありましたら↓

実際に撮影した写真はこちら

撮影に使用したカメラや、設定方法についてはこちら

最後までご覧いただきありがとうございました。